ひつじのまち一宮の新名物!尾州138ひつじカレーが誕生するまで…
修文女子高校との「万能味噌ダレ」(平成26年10月)以降の第2弾を摸索
当金庫では、平成26年10月に修文女子高校と連携開発した「万能味噌だれ」以降の第2弾となる『今後の活動展開や実現できそうな活動・イベント』を模索していました。
一宮活性化プラン協議会メンバーにもアンケートの協力を依頼し、学校給食メニューの開発、ファッション分野との連携、弁当業界とのタイアップなど、貴重なご意見を多々いただきました。
いろいろ模索する中、偶然にもあの有名なオリエンタルさんとのご縁ができ、ラム肉を使ったご当地カレーの製作ができないかを早速相談。オリエンタルさんが快く協力を買ってくれたのでした。
尾州138ひつじカレープロジェクトの立ち上げ決定!
平成28年4月、一宮活性化プラン協議会を開催。
ご協力いただいたアンケート結果から、2016年のキーワードは「つながる」。
他の人たちとのコラボレーション・交流により一宮の毛織物産業と関連付け、1つずつ増やしていこうと…ファッションとグルメの街という長期的ビジョンも。
子どもから大人まで誰もが好きな食べ物といえば…このちょっとしたアイデアと、偶然にできたオリエンタルさんとのご縁がきっかけとなり、2016年度の事業計画は羊肉(ラム肉)カレーでこの街を元気にしよう!と発表。
賛成され尾州138ひつじカレープロジェクトを立ち上げることが決定し、5月より始動開始しました。
尾州138ひつじカレー試作品の検討開始
誰もが食べられる羊肉(ラム肉)カレーをより多くの方々に広く知っていただきたい思いから、レトルトに着目。様々なカレーを取り寄せ食しました。
ラム肉を使用するのはもちろんのこと、辛み、濃さ、うま味、かおり、色あいなど。
試行錯誤の末、大筋の構想をオリエンタルさんに開発依頼しました。
ラム肉
ラム肉は大きな塊とスライスの2パターンとし、大きな塊は3cmぐらいを基本として食べごたえのある6cmほどの大きさも入れることにしました。
カレールー
キーワードは「誰もが食べられる」。
コクのある味わい、スパイスの香り、色合いを重点に大きな塊とスライスのそれぞれ3種のパターンで検討することとしました。
当初の段階では、大きな塊のラム肉は、解凍する段階でラム肉がバラけてくずれてしまい、スライス肉は思った以上にラム肉の臭みが出てしまい、オリエンタルさんとの検討を何度も繰り返しました。
検討が続き…
高級感もほしい・・・ラム肉は、食べ応えのある塊りが良いのでは?臭みも出ないし…誰もが食べられて、高級感も感じられるカレーは出来ないものか?オリエンタルさんに粘り強く追加で開発を依頼しました。
修文女子高校での試作品 試食会
試行錯誤の末、高級感のあるタイプ(生乃カレータイプ)をプラスして、食べ応えのある塊りラム肉をベースに、試作品を修文女子高校、一宮活性化プラン協議会メンバーの方々にもご意見を求めたく、試食会を行うことを決めました。
<試作品4種>
▼マースカレータイプ
チャツネとじっくり煮込んだ、どこか懐かしく、まろやかでコクのある味わい。
▼欧風カレータイプ
オニオンの優しい甘味やチーズのコクでマイルド。ラム肉と相性の良いクローブの香りを効かせています。
▼インドカレータイプ
小麦粉を使わず、スパイスの香りをじっくり引き出したスパイシーなカレー。
▼生乃カレータイプ
赤ワインを効かせた濃厚で高級感のある味わい。
平成28年7月、修文女子高等学校の生徒や関係者の方々に試食いただきました。
試食会はアンケート方式で、皆さん各々が4種からナンバーワンを選びました。辛み、濃さ、うま味、かおり、色あいで評価し選んだ理由や改善点などのご意見もいただきました。
カレールーは「生乃カレータイプ」に決定!!
選んだ主な理由
・ひつじの肉とルーが良くあっていた。
・ルーがデミグラスソースのような風味で美味しかった。
・一番味がはっきりしていて、繊維質なラム肉にルーがしっかりと絡みついていた。
・ワイン?のせいかまろやか。ワインの風味が印象的で落ち着きがある。etc…
一宮活性化プラン協議会メンバーでの試食会
修文女子高校 試食会の投票結果でナンバーワンになった「生乃カレータイプ」。いただいた貴重な意見を取入れて改良。
改良したカレールーで、平成28年8月、尾張一宮駅前ビル3階 カフェレスト『ICHIMO(イチモ)』にて一宮活性化プラン協議会メンバーの方々に試食いただきました。
尾州138ひつじカレーが完成 !!
平成28年10月1日(土)。ついに、尾州138ひつじカレールーが完成!!パッケージデザインは赤ワインをイメージ。
・赤ワインを効かせた濃厚で高級感のある味わい。
・臭みもなく、食べて美味しい食べ応えのあるラム肉。
・一宮産の玉ねぎを使用。いちのみや食ブランド認定。
・“誰もが食べられる” うんめぇ~羊肉(ラム肉)カレー
尾州138ひつじカレーメディア紹介履歴
- 中部経済新聞/H28.7.15
ご当地ひつじカレー 女子高生が味わう 一宮、10月に完成へ(PDF/650KB) - 中日新聞/H28.7.20
ひつじカレーで活性化へ(PDF/571KB) - 中部経済新聞/H28.8.8
「ひつじカレー」を新名物に(PDF/1MB) - 金融経済新聞/H28.8.29
「ご当地ひつじカレー」で町おこし 名古屋近郊から人呼び込み(PDF/875KB) - 毎日新聞/H28.9.10
羊で再びにぎわいを(PDF/3.3MB) - 朝日新聞/H29.1.31
毛織物にゆかり ラム肉のカレー(PDF/374KB)